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七五三の着物とその選び方について 年齢や性別に合わせた選び方

七五三の着物とその選び方について 年齢や性別に合わせた選び方

女の子は3歳と7歳、男の子は5歳(地域によっては3歳と5歳)に行う七五三。子供の健やかな成長を祈願する行事で、着物やドレス、スーツなどの晴れ着を着て祝うのが一般的です。ここでは、それぞれの年齢・性別にあった七五三の着物の選び方のポイントをご紹介します。

(※この記事は2017年10月25日に公開したものを加筆修正しました。)

 

女の子編:3歳の着物の選び方

3歳の七五三のお祝いは「髪置(かみおき)」という儀式がもとになっています。3歳になったことを機に、それまで剃っていた髪を伸ばしはじめるという意味がありました。

帯は浴衣などを着るときに使う柔らかい兵児(へこ)帯をし、着物の上には、被布(ひふ)という羽織ものを重ねて着ます。被布はベストのような形状で、袖はついていませんが衿があり、お花のモチーフやタッセルなどの装飾が付いています。

3歳の七五三の着物は、女の子らしい華やかさがある色柄を選んで、この時期ならではの可愛らしさを引き立ててあげると良いでしょう。着物と被布の色の組み合わせに個性が出るので、お子様のキャラクターに合わせて可愛くコーディネートしてあげましょう。また、どうしても必要なものではありませんが、着物や被布の色やモチーフに合わせて髪飾りやバッグ・きん着などもプラスしてあげると、より一層可愛さが引き立ちます。

七五三の着物_女の子3歳

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女の子編:7歳の着物の選び方

7歳の七五三のお祝いのルーツは、それまでしていた兵児(へこ)帯をやめ、大人と同じ帯をするようになる「帯解(おびとき)」という儀式です。被布は羽織らず、帯の下の位置に志古貴(しごき)という芯のない帯を結び、帯揚げや帯締めは大人の着物とほぼ同じように着付けます。また、胸元には筥迫(はこせこ)という小物入れと、扇子を差して着飾ります。

7歳の着物の場合は、3歳よりもお姉さんらしく、少し落ち着いた色柄のものを選ぶと素敵です。ちょっぴり大人びた着物姿に、成長を感じることでしょう。おしゃれが気になる年頃ですから、ぜひ本人の希望も取り入れてあげましょう。

七五三の着物_女の子7歳

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男の子編:3歳、5歳の着物の選び方

3歳の男の子の七五三を行うかどうかは、地域や家庭によって異なりますが、もとのルーツは女の子と同じで「髪置」の儀式です。着物の選び方としては、3歳女児のように着物に被布を重ねるスタイルと、5歳男児のように羽織袴スタイルの場合があるようですが、どちらか迷った時はおじいちゃんおばあちゃんや、近所のママ友などに訊いてみると良いでしょう。やんちゃな3歳男子に長時間の着物姿は難しいですが、できるだけサイズが合ったものを選んであげると動きやすいでしょう。

幼児から少年への成長を祝う男子5歳の七五三は、初めて袴を身に着ける「袴着(はかまぎ)」「着袴(ちゃっこ)」という儀式がもとになっています。着物の選び方は大きく分けると、主流とも言える白や黒を基調とする正統なタイプと、近年さまざまなデザインが増えているモダンなタイプの2通りがあります。それぞれの良さがあるので、お子様やご家族の好みで決められると良いでしょう。5歳の男の子が、凛々しくキリリとかっこよく着物、羽織、袴を着こなす姿に成長を感じられそうですね。

七五三の着物_男の子3歳、5歳

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なお、男の子の七五三衣装の袴には、2箇所、横向きのシワが入っているケースがよく見られますが、これはシワというより折り目と捉えるのが適当です。袴が正しく丁寧に畳んで保管されてたからこそできる跡なので、アイロンなどない時代は気にせず着用されていました。むしろ「折り目正しい」ことを意味するので、特に直す必要のないシワだと認識いただいて問題ありません。

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最後に

一生に一度の七五三は、お子さん本人はもちろん、ご両親やお祖父さま、お祖母さまにとっても思い出に残る大切な行事です。本人の好みも踏まえ、よく似合う着物を選んで七五三のお祝いをしてあげてください。

晴れ着の丸昌では、3歳、5歳、7歳それぞれの着物を種類豊富に取り揃えております。特に、伝統的な古典柄のラインナップには自信を持っております。レンタルの際は、着物や帯だけでなく、着付けに必要な小物や七五三に特有の装飾小物まで一式フルセットですので、他にご準備いただくものはございません。なお、着物姿で前撮りが行える「記念撮影プラン」や、着付けやヘアーメイクまでセットになった「お詣りプラン」、その両方を実現する「お得なWプラン」もご用意しており、ご希望に応じてお選びいただけます。また、ご家族の衣装代や着付け代がお得になるプラン特典がございますので、ご家族揃って和装の七五三もご検討ください。

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