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帯の種類

振り袖と同じで材質や柄などで格が異なります。かんじんなのはTPOに合わせて振り袖とバランスをとること。振り袖には格の高い豪華な袋帯を合わせるのが一般的です。

丸帯

表裏がなく、両面とも総模様なのでどんな結び方もできます。織りは豪華で格が高いため、現在ではもっぱら花嫁の本振り袖用に織られています。

袋帯

両端をかがるようにして織る袋状の帯で素材や色柄によりさまざまなきものに合わせらます。表は総模様ではなく、裏は無地になっているのがポイントです。

なごや帯

胴まわりを最初から半分の折り幅にして仕立てた帯で、袋帯より短く、染めと織りの2種類があります。錦織りなど格の高いものは略礼装としても使えます。

帯結び

数百種にもおよぶと言われる帯結び。結び方ひとつで1本の帯がさまざまな表情を醸し出すほか、体型のカバーも帯結びにかかっています。

お太鼓系結び

もっともベーシックな結び方。型くずれが少なく、シンプルで清楚な印象です。一般的に振り袖には羽根をつけたりひだをとって用いられます。

立て矢系結び

お城に仕える女中たちが結んだとあってとても軽快な印象です。アシンメトリックな斜めラインが振り袖姿をよりシャープに引き立てます。

文庫系結び

書籍や小物を入れる箱(文庫)に似ていたことからついた名前。古典的な雰囲気があり、クラシカルな装いにぴったりです。

ふくら雀

お太鼓結びの変形タイプです。曲線のラインが女性らしく愛らしい、可憐な結び方。左右の羽根やお太鼓の大きさで華麗な演出もできます。

振り袖のデザインといえばフォルムではなく色柄。古典的なものからモダンなものまで意外とたくさんありますから、あなたのセンスに合うものをチョイスしましょう。

植物模様

四季のイメージを表現するときに用いられます。日本的な植物・花が描かれますが、とくに松・竹・梅は祝義の模様としておめでたい席に使われます。

風景模様

自然の模様に植物や鳥などを組み込んだ絵画のような柄行きです。振り袖全体に柄がつく場合が多く、豪華な振り袖によく使われています。

鳥・昆虫模様

鶴や蝶などが一般的で、おしどりの場合はおめでたい模様として好まれます。

器物模様

日本文化を感じさせる扇、短冊、楽器などが描かれます。特に扇はおめでたい模様。これだけで描かれることはなく、自然などと一緒に描かれるのが一般的です。

技法

大きく分けると染めと織りに分かれますが、振り袖は染め、帯は織りが格が高くなります。振り袖では特にさまざまなで染め技法が使われますから、必ずチェックしておきましょう。

友禅

草花、鳥、風景などを彩色豊かに染めた華やかな絵模様で、日本を代表する染めもの。京友禅はそれに箔や刺繍などが施され、加賀友禅は特定の色を使った上品な色彩と細かい模様の色ざしに用いる巧みなぼかしが特徴です。

手描き友禅

その名の通り、1枚1枚手で模様を描き色をさしてゆくもの。絵羽づけ模様に刺繍や金箔などを入れるような古典的で豪華な振り袖はこの技法で作られています。

総絞り

生地を部分的に糸でくくって染料に浸す技法で、たっぷりした量感と独特の美しくにじんだ色合いが特徴。振り袖一面に細かい絞りを表したものが総絞りで、絞りの中でも最高級といわれています。

辻ケ花

桃山時代から江戸時代にかけて作られた絞りの一種。絞りに手描きの線や刺繍、すり箔などを合わせた格調高く美しい文様が特徴です。

紅型

沖縄の首里が主産地の型染め。染料ではなく顔料を使った黄、青、緑、紫など彩度の高い色使い、自由な発想の大らかな図柄が特徴で、南国的な明るいイメージを持っています。


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