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振袖の選び方のヒント(1) 振袖選びで押さえておきたい3つのポイント

振袖の選び方のヒント(1) 振袖選びで押さえておきたい3つのポイント

成人式や結婚式など、大切なお祝いの日に着る振袖。着る人の美しさをいっそう華やかに引き立てる特別な振袖を選ぶために、ぜひ押さえておきたいポイントをご紹介します。

(※この記事は2017年9月21日に公開したものを加筆修正しました。)

 

振袖の選び方・ポイント1:似合う色で選ぶ

振袖姿の第一印象を決めるのは、全体の色合いです。自分が気に入った色の振袖を選ぶのが一番ですが、できれば「好き」だけでなく「似合う」も考慮するのがポイントです。

パーソナルカラーでの選び方

パーソナルカラーは、その人本来の肌、や瞳、髪の色などから4つのタイプに分け、それぞれのタイプの特徴に調和する色を選ぶというものです。

肌色で言うと、黄色みがかったベージュ系の肌の方はイエローベース、黄色みよりも赤みや青みが強いオークル系やピンク系の肌の方はブルーベースに分類されます。また髪や瞳の色で言うと、明るい茶色やグレーがかった黒など色合いが薄いライトトーンと、焦げ茶や黒といった濃く暗い色合いのダークトーンに分類されます。

パーソナルカラーの4タイプはこの組み合わせで決まり、イエロー×ライト=「スプリング」、イエロー×ダーク=「オータム」、ブルー×ライト=「サマー」、ブルー×ダーク=「ウィンター」となります。

パーソナルカラーの分類

「スプリング」タイプに似合う色

元気で明るくキュートな印象、若々しい雰囲気を持つのがスプリングタイプの女性の特徴。春に咲き誇る花々のような明るく鮮やかで、透明感のあるクリアな色合いが似合います。肌がイエローベースなので、どんな色でも黄色みがかった少しあたたかみのある色を選ぶと顔色によく馴染みます。ピンク系で言うと、オレンジがかったサーモンピンクなどが当てはまります。

「サマー」タイプに似合う色

上品で爽やかな印象、優しげな雰囲気を持つのがサマータイプの女性の特徴。アイスカラーと言われるような、どこかひんやり感のあるややグレーがかった淡いパステル調の色合いが似合います。肌がブルーベースなので、黄色みの強い色を選ぶと顔色がくすんで見えがち。ピンク系で言うと、ほんのり青と白を混ぜたようなライラックピンクなどが当てはまります。

「オータム」タイプに似合う色

穏やかで落ち着いた印象、大人っぽい雰囲気を持つのがオータムタイムの女性の特徴。色づいた秋の紅葉や果実のような、こっくりと深みのあるあたたかい色合いが似合います。彩度(鮮やかさ)も明度(明るさ)も低めの、シックな色が似合うのはオータムタイプだけ。ピンク系で言うと、ややくすんだオールドローズなどが当てはまります。

「ウィンター」タイプに似合う色

クールでかっこいい印象、モードな雰囲気を持つのがウィンタータイプの女性の特徴。冬の雪景色に映えるようなハッキリと濃い、鮮やかな原色系の色の他、白や黒の無彩色が似合います。肌がブルーベースなので、青みのあるダークな色を選ぶとキリッとした美しさが際立ちます。ピンク系で言うと、青みの強いフューシャピンクなどが当てはまります。

 

振袖の選び方・ポイント2:体型にあったものを選ぶ

着る人の体型によって同じ振袖が全く違う雰囲気になってしまうこともあります。自分の体型に合う色柄の振袖を選んで、上手に着こなしましょう。

身長に合わせた選び方

身長が低く小柄な方は、小花柄のように柄が小さめに描かれた振袖が似合います。大きい柄だと全身に対して柄の主張が強過ぎてアンバランスな印象になりがちなので要注意。また色合いでは、ピンクのような愛らしい、明るい色が小柄さんならではのキュートな雰囲気をより引き立ててくれます。

身長が高い方は、はっきりした色合い、コントラストの強い配色、大胆に描いた大ぶりの柄がおすすすめです。全身にメリハリがつき、スタイルをより良く見せることができます。小さな柄を選んでしまうと、着物の地色の面積が大きくなるので、さみしい印象を与えてしまうこともあるので注意しましょう。

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体格に合わせた選び方

ほっそりしたやせ型タイプの方は、黒色や紺色など引き締まって見える暗いトーンの色や寒色系の振袖より、膨張色と言われるような淡いピンク色やクリーム色など、明るいトーンの色や暖色系の振袖の方がおすすめです。程よくふっくらとした見え方になり、女性らしい柔らかな印象で着こなせます。また、大きめの柄がポイント的に描かれた余白が広い(地の色が多く見える)タイプより、上半身にも下半身にも柄がたっぷり描かれたタイプの方が、ボリューム感が出て華やかな印象になります。上半身にボリュームの出るショールをまとうのも全体のバランスを良く見せるポイントになります。

ほっそりタイプの方におすすめの振袖例

ふくよかなぽっちゃりタイプの方は、やせ型タイプの真逆の振袖を選ぶと着やせ効果が得られます。色は引き締め効果のあるダークトーンの寒色系がおすすめ。赤などの暖色、中間色の緑などを選ぶ場合は、黒色を効果的に配したもの、全体の色数を控えたものを選ぶのがすっきり見せるポイントです。柄はシンプルなものがおすすめ。中でも縦のラインを強調するようなもの、腰から裾にかけて斜めに流れるようなものを選ぶと、視覚効果でシャープに見え、体型カバーが期待できます。なお、上半身に柄が多いものはボリューム感が増して見えるので避ける方がベターです。

ぽっちゃりタイプの方におすすめの振袖例

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振袖の選び方・ポイント3:小物の選び方は全体のバランスを意識して

振袖が似合っていても、全身のバランスがとれていなければ美しい晴れ着姿にはなりません。小物は着物の色柄を意識してコーディネートを考えましょう。

帯揚げや帯締めの色、髪飾りなどの色は、着物の柄に使われている一色で合わせるのがポイント。統一感が出て全体としての調和が取れます。逆にアクセントが欲しい場合は、小物に振袖に選んだ色の反対色を差し色として使うと、全体を引き締めて、あか抜けた印象になります。

なお、コーディネートに悩んだ時は、重ね衿・帯揚げ・帯締めの小物3点の色を2:1の割合で選んでみましょう。例えば「重ね衿と帯揚げは水色、帯締めはピンク色」でも良いですし、「重ね衿と帯締めが赤色、帯揚げは黄緑色」でも良いですが、3つのうち2つの色を合わせるのがポイント。全体がスッキリとまとまり、バランスの取れたコーディネートに仕上がります。

振袖選び_小物とのバランス

 

最後に

振袖選びは難しいという印象がありますが、肌色や体型を意識したり、小物とのコーディネートを考えるのは普段の洋服の選び方と同じです。特別な日にふさわしい、あなただけの着こなしを完成させてくださいね。

丸昌 横浜店には正統派と言われる上品な古典柄を中心に、多彩な色柄の振袖を豊富に取り揃えています。24時間いつでもご自身の都合に合わせて利用できるネットレンタルも、実際に試着をしながら似合う一着が探せる店舗ショールームもありますので、ぜひ覗いてみてください。店舗にお越しいただけば、和装の専門知識に長けたスタッフが、色柄やサイズ、小物類のコーディネートまで、お客様に似合う振袖選びをサポートさせていただきます。

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