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横浜市の成人式ってどんな感じなの?式典の規模、内容、様子を知りたい!

横浜市の成人式ってどんな感じなの?式典の規模、内容、様子を知りたい!

毎年、1月第2月曜日の成人の日には、全国各地の自治体で記念式典が行なわれます。2022年4月に成人年齢を20歳から18歳に引き下げる民法改正が実施されましたが、式典の開催は、従来通りという自治体がほとんどのようです。その日は、振袖やスーツなど晴れ着に身を包んだ人の姿がテレビや新聞などでも報道されますね。毎年目にする光景ではあるものの、当事者として式典に参加できるのは一度だけ。その規模や内容、会場や参加者の様子など、実は知らないことも多いイベントなのではないでしょうか。そこでここでは「二十歳の市民を祝うつどい」という名称で開かれている、横浜市の式典(成人式)について詳しくご紹介いたします。

(※この記事は2018年10月27日に公開したものを加筆修正しました。)

横浜市の「二十歳の市民を祝うつどい」(成人式)は全国最大級のマンモス式典!

横浜市では、2023年から「二十歳の市民を祝うつどい」に名称を変更して成人の日の式典(成人式)が開催されています。名称は変更されましたが、参加対象者の年齢は従来通り20歳のまま変更はありません。横浜市の式典(成人式)の特徴は何と言っても、全国最大級と言われる規模の大きさです。式典が行われる会場は、スポーツの国際大会や人気アーティストのコンサートなどでも利用される横浜アリーナ。収容人数は約17,000人で、日本国内にあるアリーナの中でもトップクラスです。それほど巨大なキャパシティを誇る場所ですが、横浜市の式典(成人式)は参加率が70%に近い年も多く、25,000人前後の参加があるため、在住区ごとに4〜5回に分散して実施されています。なお、新型コロナウイルス感染症が流行して以降、2021年の成人式は参加率が約42%と大幅に下がり、それ以降は2022年が約60%、2023年が約57%と推移。コロナ禍前と同等にまでは戻っていませんが、徐々に戻りつつあるようです。

横浜市の成人式_マンモス式典

式典(成人式)当日、最寄り駅である新横浜駅は、華やかな振袖、凛々しい紋服を着た大勢の人で溢れ、普段の新横浜駅とはガラリと違った風景が広がります。また、横浜アリーナ周辺は交通規制がかかり、早朝から夕方まで混雑が続きます。さらに、そんな様子を伝えるためにテレビや新聞などの報道各社が取材をする姿もあちこちで見られます。

横浜市の成人式_取材陣

横浜市の「二十歳の市民を祝うつどい」(成人式)会場内の様子や式典の流れ、内容はどうなの?

参加者の多くは、和装や洋装など思いおもいの衣装に身を包み、「二十歳の市民を祝うつどい」(成人式)に臨みます。女性は、成人式の定番衣装であり、未婚女性の第一礼装にあたる振袖が圧倒的に多く、色とりどりの振袖で彩られた会場はとても華やかな雰囲気に包まれます。一方、男性は幅広いフォーマルシーンに対応するブラックスーツ、濃紺やグレーなど濃い色目のダークスーツといったスーツスタイルの他、男性が着用する和装の中で最も格式の高い紋服スタイルが見られます。女性の場合と異なり、和装と洋装の2タイプに分かれる点が男性の衣装の特徴です。

なお、式典の参加対象者には、事前に横浜市から案内状が送付されます。また、2023年には事前申し込み制が採用され、専用サイトから申し込み登録をした上、入場の際にはその登録後に発行される入場用二次元コードが必要となりました。会場へ行けば誰でも式典(成人式)に参加できるという訳ではないので、案内状が届いたら内容をよく確認して準備を進めるようにしてください。

式典の内容は、その年々によって異なる部分がありますが、横浜市長や市議会議員の挨拶、来賓の紹介がされた後、代表者が成人としての目標や決意を表明する「二十歳の誓い」へ続くのが例年の流れとなっています。さらに、横浜市にゆかりのあるゲストが招かれ、参加者へのメッセージが送られます。近年の歴代ゲストは、オリンピックやワールドカップなど、世界のトップレベルで活躍するスポーツ選手が多いですが、参加者と同じ20年の記念イヤーを迎えたアニメのキャラクターや声優さん、ドームツアーや紅白歌合戦出場などの実績を誇る人気アーティストなど、バラエティに富んでいます。

横浜市成人式の様子と内容

横浜市の「二十歳の市民を祝うつどい」(成人式)会場の周辺、式典終了後はどんな様子?

在住区ごとに4〜5回に分けて開催されるとは言え、参加人数では日本最大級を誇る横浜市の式典(成人式)。そのため、当日は女性の振袖姿が横浜市内のいたるところで見られます。特に最寄りの新横浜駅は、さまざまな色、柄の振袖を着た女性たちが集まり、まるでファッションショーのようです。そのように、美容室や自宅などで振袖の着付けを済ませて式典に向かう女性も多いのですが、近年はレンタル衣装店が式典会場からほど近い場所にお支度会場を設け、ヘアーメイクや着付けに対応してくれる場合もあります。このサービスは、式典会場に近い分、着慣れない振袖で苦しくなったり、着付けや髪型が崩れたり、雨天の場合に振袖が濡れる心配も少ないため、好評を得ています。

開場から開式までは45分ほど時間があり、その間、式典会場の周辺では懐かしい友達との再会を果たして歓声があがったり、想い出話に花が咲いたり、記念写真を撮り合ったり、プチ同窓会のような光景が広がります。式典のプログラムは30分ほどで終了し、終了後は大人数で集まることを避け、速やかに帰宅するよう促されます。久しぶりの再会で名残惜しいとは思いますが、混雑緩和のためにも会場スタッフの指示に協力し、節度を守って行動するようにしましょう。なお、式典終了後も会場付近は交通規制が続くため、友達との待ち合わせや帰るルートには注意が必要です。当日困らないように、事前に調べておくと良いでしょう。

横浜市の成人式_会場周辺

最後に

二十歳という大きな節目のイベントであると同時に、横浜市の場合はマンモス式典というインパクトの強い想い出にもなる二十歳の市民を祝うつどい(成人式)。一生に一度しか訪れない晴れの日なので、しっかりと準備を整えて、思う存分楽しんでくださいね。

なお、晴れ着の丸昌 横浜店では、振袖と小物一式のレンタルだけでなく、記念写真の前撮り、成人式のお支度(着付け、ヘアー、メイク)までがセットになったサービスをご提供しています。当日は、お支度会場を横浜アリーナに近接するたいへん便利な立地に設け、新成人の皆さまの晴れの日を真心込めてサポートさせていただきます。興味をお持ちいただいた方はぜひ以下の「横浜お支度会場について」のページで詳細をご覧ください。

※こちらでご紹介した横浜市 二十歳の市民を祝うつどい(成人式)の内容は2023年2月時点での情報です。内容は今後、変更となる場合がございます。ご不明な点がある場合は、事前に横浜市へお問合せください。

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また振袖は、二十歳の市民を祝う集い(成人式)だけでなく卒業式や結婚式のお呼ばれなど、さまざまな場面で着る機会のある着物です。ハレの場やおめでたい席といった、これから先のフォーマルシーンにもぜひご活用ください。

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