大学生活のラストイベントを左右する仕事
大学生が卒業式の衣装として着用する「卒業袴」を、提携している大学生協様にご提案するのが主な仕事です。新作袴のご説明をはじめ、提供するサービスプランの内容検討、学内で開催する展示予約会の段取り、チラシやカタログなどの販促物の準備…などなど、内容は多岐に渡ります。
時には、卒業袴を選びに来てくださった学生さんや、その親御さんの様子を近くで見ることもあり、自分がひとつずつ進めてきたことが、こんなふうにカタチになってお客様のもとに届くのだな…と感慨深い気持ちになります。学生生活を締めくくる卒業式という一大イベントに、自分の仕事の内容や質が関わっていると思うと、責任の重大さも感じますが、同時に「来年度はどう動こうか…」という意欲もジワジワと高まってきます。
新しいチャレンジに取り組めること
私が入社して間もない頃ですが、卒業袴をご予約いただいた学生さんのお母様に「私も成人式の時には丸昌の着物を着たのよ」と言っていただいたことがあります。その時は、親子でご利用いただいたことが、ただ素直に嬉しかったのですが、その後、七五三や成人式のお支度会場で業務にあたった際にも何度も同じような経験をするようになり、多くのお客様が「晴れの日の衣装は丸昌」という信頼を寄せてくださっていることに気が付きました。
何十年も継続してお客様の信頼を得るということは、そう簡単なことではありません。それ故、やり方や考え方に変化を求めず、凝り固まってしまう場合もあると思うのですが、丸昌には柔軟さがあります。自分で考えて自分で行動してみればいい、やりたいことにはチャレンジしてみればいい、と認めてくれる環境があります。それは自分の成長はもちろん、着物や晴れ着の新しいアピールにも繋がることだと思っているので、その点にやりがいを感じています。
一人ひとりを認めて受け入れてくれる柔軟さ
「仕事のやりがい」の部分でも挙げた、やりたいことへのチャレンジを認めてくれる柔軟さが大きな魅力だと思います。着物や伝統文化と言うと、古臭く堅苦しいイメージもありますが、今の時代に着物という伝統文化を伝えていくために、どういう方法があるのか、新しい発想やアイデアを大事にしていこうという姿勢があり、私自身もあれこれ考えることにワクワクします。最近、振袖の催事を任されたので、マーケティング視点での企画運営をしていきたいと思っています。
また、柔軟さはスタッフの人柄にも共通して見られる部分で、年齢や職種の垣根なくフレンドリーに受け入れてくれます。入社前は着物と浴衣の区別もつかないくらい、和装の知識が全く無かったので、自分にこの仕事が務まるだろうか…という不安もありましたが、周囲のスタッフが丁寧に教えてくださるので、些細な疑問や質問も安心して訊くことができます。
あなたの発想やアイデア力を丸昌で発揮してください!
若い年代の方、特に男性は「着物」に初めて触れるという方が多いと思います。実際に私もそうでした。ですが丸昌にはベテランのスタッフも多く、初心者にも分かりやすくレクチャーしてくれます。働きながら日々新しいことを学べるので、好奇心旺盛な方であれば、きっと楽しく仕事ができるはずです。
古臭いしよく分からない…、決まりごとばかりで堅苦しそう…というだけで敬遠するのは、もったいないと思います。やりたいことを否定せず後押ししてくれる会社ですし、ユニークな発想、斬新なアイデアは大歓迎ですので、ぜひあなたの力を丸昌で発揮してください!伝統文化の新しいアピールを一緒に考え、創り出していきましょう
平日の夜は、手作りレモンサワーを片手に趣味のゲームを楽しんでいます。サッカーゲームが好きでよくプレイしますが、最近ハマッているのは「APEX」というFPSゲーム。仲間と協力してチャンピオン(1位)になったときは最高です!お酒を飲みながらやるので、だいたい1~2時間程度で眠くなってしまうのですが、日々の良い息抜きタイムになっています。
お客様の気持ちを汲み取る仕事だと思っています。
列席衣装課の場合、結婚式などのフォーマルな場で着用する衣装をお客様にご案内するのが主な仕事になります。新郎新婦のご両親ならばモーニングと黒留袖、兄弟姉妹ならば色留袖や訪問着などです。ですがこの時代、着物を着る機会はめったになく、よく分からない…難しそう…と感じる方も多く、硬い表情でお越しになるお客様も珍しくありません。
そんなお客様の緊張を解きほぐし、リラックスして衣装をご覧いただきながら、選ぶ楽しみを実感していただけるようにするのが私の役割です。ご案内する際は、お客様が何に不安を感じられているのか、どんなことを望まれているのかを常に考えながら対応します。お客様のふとした言葉や表情にも気を配り、その時の気持ちをどれだけ汲み取れるかが、この仕事の真髄だと思っています。
嬉しそうに帰って行かれるお客様の姿がやりがいに。
以前、接客対応を行ったお客様に「レンタルの予定はないのだけれど…」と言いながら立ち寄られたご夫婦がいらっしゃるのですが、ご来店のすぐ翌日に、またお越しくださって…。「実は他店で予約をしていたのだけれど、こちらでレンタルをお願いしたい」「昨日、あんなに真剣に対応してくださったから」と言っていただいたことがあります。
このことは今でも印象深く覚えており、「どのお客様に対しても丁寧さを忘れない」というのは私の仕事の信条になっています。自身が対応したお客様が、衣装選びを終えて嬉しそうに帰って行かれる姿を目にする時は、ご満足いただけたこと、お役に立てたことを実感できる瞬間でもあり、嬉しさと同時に大きなやりがいを感じます。そしてそのことが自分のモチベーションにも繋がっています。
晴れの日の喜びをお客様と分かち合えること。
私にとっては、興味関心のある着物に関われる仕事内容そのものが魅力のひとつですが、その着物がお客様の大切な日を彩る晴れ着であることも魅力を深めていると思います。晴れ着は、成人式や結婚式など人生の重要な節目に着る特別なもの。その喜びをお客様と共有できることは、とても幸せなことだと思います。
また、そのような晴れの日に関わる仕事に情熱を持っているスタッフが多く、私も見習いたい…と感じる場面がよくあります。職務経験が長くなると、仕事への情熱が薄れることもあると思うのですが、どの先輩社員も「今よりもっと良くしよう」という意識が高く、日々の刺激にもなっています。目標とする先輩が居て、自分のさらなる成長が目指せる環境は、丸昌ならではの魅力だと感じています。
知らない世界だからこその発見、学びがいっぱいです。
新しい環境、知らない世界に飛び込むことは誰しも不安なことだと思います。特に、丸昌が取り扱う着物や晴れ着は、決して身近な存在とは言えないため、自分には難しい、ハードルが高い分野だと思われている方が多いかも知れません。ですが、詳しい知識を持っている必要はありません。何も知らない真っ白な状態で入社されても何も心配はありません。
むしろ、真っ白のままの方が、毎日が知らないこととの出会いで溢れ、新しいことの発見、学びになります。何百年も何千年も前に生み出された文化が引き継がれ、今も生き続けているということは凄いことです。思い切って飛び込んでみると、思いもよらない楽しい世界が広がっているはずです!
お休みの日、ゆっくり時間が取れる時は趣味の手芸を楽しんでいます。昔からモノづくりをすることが好きなので、やり始めると時間を忘れて没頭してしまいます。最近作ったのは、アクセサリーやガマグチ小物。幻想的な世界観に惹かれるので、自分の作品も物語を感じられるようなデザインや色使いにこだわっています。毎回、最高作を目指して作っているので、今回の仕上がりも満点です!
お客様と丸昌をつなぐ、最初の接点が私。
お客様からのご連絡に、適宜対応を行うのが受注管理部の仕事です。衣装レンタルのお客様だけでなく、イオンや大学生協などの提携先の方、メディア関連の方も含むので、内容は、衣装のご予約やキャンセル、着付けやマナーに関するご質問、商品やサービスのご確認、衣装提供のご相談など多岐に渡ります。
この際、大切にしているのは、お客様との一期一会。電話であれメールであれ、お客様と丸昌とを結びつける接点に私が居るので、そのご縁が途切れないよう、丁寧な対応を心掛けています。扱っているのは、ただでさえ難しいと思われがちな着物。お客様に分かりづらい専門用語の使用は控える、会話や文章のトーンを柔らかくするなど、少しでもハードルを下げ、安心してお話しいただけるように…と工夫しています。
お客様の声を事業の改善に活かすこと。
衣装に関する知識はもちろん、各種サービスの内容や一連の流れなど、事業全体を知っておく必要があり、なおかつ、お客様の状況やニーズに合わせた臨機応変さが求められる点は、この仕事の難しさだと感じます。ですが、お客様のお困りやご要望にジャストな解決法をご提示し、不安の解消やより一層の満足につなげられた際は達成感がありますし、お客様からいただく喜びや感謝のお言葉は、仕事の活力にもなります。
ただ、全てに完璧な対応ができるわけではありませんし、もっとこうすれば良かったかな… こんな方法もあったかも…といった想いが生じる時もあります。その場合は、商品やサービス自体に改善の余地はないか、会社の仕組みとして見直すべき点はないかと考え、部の上司に報告するようにしています。お客様の声を今後の事業に活かせるかどうかがかかっているので、やりがいの大きい仕事です。
お互いに信頼し合う関係性が魅力です。
職場のスタッフ間の信頼関係だけでなく、会社とそこで働くスタッフという間柄での信頼関係までしっかりしているのが丸昌の魅力だと感じています。仕事上、様々なお客様とコミュニケーションする中で、対応がスムーズに進まないこともあるのですが、いざという場面では必ず上司がサポートに入ってくださり、その絶対的な信頼があるからこそ、安心して仕事に臨めています。
また、会社がスタッフ一人ひとりを、その業務のプロフェッショナルと認め、尊重してくれるところは、まさに信頼だと思います。働く環境や制度も、スタッフの状況を踏まえて見直しや変更がありますし、実際に短時間勤務制度の対象となる子供の年齢が大幅に引き上げられ、私もより働きやすくなりました。こういったスタッフを大事にする姿勢は大きな魅力です。
変化を成長に変えて、前向きにトライしてください!
一人ひとりがしっかり役割を果たし、チームワークが機能することで、お客様のもとに大切な晴れ着が届きます。自分の仕事が誰のどういう仕事につながり、お客様の手に渡るのかを考えながら業務を行える人は、必ずまわりの人や会社から信頼される社会人になっていけると思います。
コロナ禍での就職活動は、変化も多く難しい点があるかも知れません。ですが、変化への適応は成長につながり、成長は働くモチベーションにつながります。ぜひ前向きな気持ちで自身の強みをアピールしてください。少しの失敗で人生そのものが終わる訳ではありませんから、緊張し過ぎず就活に臨んでください!
コロナ禍でお家時間が増えたこともあり、子供と過ごす時間が増えました。とは言え、なかなか外出も難しいので、お家に居てもワクワクできるように…と2人の息子(5歳、1歳)と一緒にお菓子づくりや、季節に合わせた壁面装飾づくりなどを楽しんでいます。先日作ったのは、絵の具を塗った子供の手と足を紙にペタッと押して描いた雛人形の手足形アート。子供の成長も感じられる素敵な作品ができました!