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お茶会に招かれたら、どんな着物がいい?【秋冬フォーマル編】

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お茶会に招かれたら、どんな着物がいい?【秋冬フォーマル編】

木々の葉が色づき、秋が深まる11月。茶道では「炉の季節」を迎えます。この時期、茶道では「口切りの茶事」や「炉開きの茶事」といった重要な茶事が行われます。そして新年を迎えると、茶道の新年会「初釜」があります。どれも格式を重んじるお茶会ですが、それぞれ特徴があり、お茶会によってふさわしい着物も多少異なります。秋冬の季節感の演出もふまえながら、フォーマルなお茶会にふさわしい着物についてご紹介します。

 

口切りの茶事、秋の献茶式では、どんな着物がふさわしい?

11月頃には、「口切りの茶事」が行われます。これは、茶壷に詰めた新茶の封を切る、いわば茶道におけるお正月。このようなお茶会では、着物も格の高いものを選ぶ必要があります。おすすめなのは、トーンを抑えた落ち着いた色合いの紋付きの色無地。帯は最も格の高い、織りの袋帯を合わせ、正統派のフォーマルな装いにするのが良いでしょう。

また秋冬には限りませんが、神仏などにお茶をお供えする献茶式など、厳かなお茶会に呼ばれることもあるでしょう。この際にも、落ち着いた色柄の着物でフォーマル感を演出するのがベター。着物は色無地や訪問着がおすすめですが、訪問着の柄は派手すぎないように。金銀糸を使った礼装用の帯や帯締めも、キラキラし過ぎように注意し、上品にまとめましょう。

秋冬のお茶会には、着物で季節感を演出するのも素敵です。深まる秋に合わせて、銀杏を思わせる金茶色や紅葉を思わせる赤茶色など、深みのある色合いを選んでみてはいかがでしょう。秋を表現する柄としては、紅葉の他に、実りの象徴でもある葡萄、長寿の意味を持つ菊などがあります。色無地には柄がありませんが、地紋にそんな秋の柄が使われているものを選ぶと、さりげなくもおしゃれな着こなしになるでしょう。

秋のお茶会にふさわしい着物

 

お正月の初釜では、どんな着物がふさわしい?

初釜は、1年の始まりを祝う「茶道の新年会」です。おめでたい席にふさわしく、普段のお茶会よりも華やかに装いましょう。着物は訪問着や付け下げ、色無地なら紋付きを。帯は錦織や唐織、綴織などの織りの袋帯、小物は金銀糸を使った帯締めなど、フォーマルなコーディネートに仕上げます。

着物や帯の柄は、鳳凰紋や雲鶴紋などの有職文様が、格調高くおすすめです。また、松竹梅や七宝柄などの吉祥文様も、おめでたい席にぴったりでしょう。柄について、ひとつ気をつけたいのは、茶碗や茶筅など茶道具の絵柄が描かれている場合です。席中では、その場にある道具や花などが引き立つ装いをするのがマナーのため、茶道具の柄は失礼にあたると言われています。

20代くらいの未婚の方には、振袖も華やかでおすすめです。ただし、成人式のように派手な髪飾りなどはつけず、髪もすっきりシンプルにまとめましょう。帯揚げも、あまり出さないようにします。そして狭いお茶席では、ボリュームのある帯結びだと、壁に触れるなどして邪魔になりがちですので、ふくら雀や立て矢結びなど、なるべくコンパクトな結び方が良いでしょう。

お正月の初釜にふさわしい着物

 

<番外編> 男性のお茶会の着物、ルールや決まり事は?

男性がお茶会に参加するときは、どのような装いが良いのでしょうか。女性と比べると普段でも着物を着る方は少ないのですが、着物姿の男性がいることで席がきりっと引き締まります。ここではお茶会での男性の着物についてご紹介します。

男性のお茶会の着物

正式なお茶会では

茶道では、男性は着流しに十徳という上着を羽織るのが正装です。ただし、この装いは茶道の宗匠から許しを得た人のみ許されているので、一般には「紋付きの着物に袴」が男性の正装になります。

羽二重などの白生地を、グレーや紺などの無地に染めた着物がフォーマル用。この着物地に、染め抜き紋を入れると、格の高いお茶会にも着用できます。袴は、仙台平と呼ばれる縦縞の織り生地が、格の高い礼装とされます。

少しカジュアルなお茶会では

先染めの御召の着物は、格のあるお茶会から少しカジュアルなお茶会にまで着用できます。合わせる袴も、御召の無地袴が良いでしょう。御召は、織りの着物でも格が高いとされ、仙台平の袴と合わせるとフォーマルなお茶会にも着て行けるので、1枚持っていると便利です。

袴やその他の小物について

男性のお茶会での服装は、着物以外の袴や小物についても、色や形状などの選び方、着用方法のルールがあります。

角帯を締め、半襟はグレーや紺、白茶など、着物との配色を考えて選びます。

二股に分かれている馬乗り袴と、スカート型の行灯袴があります。馬乗り袴を着る人が多いようです。

足袋

外出時には黒や紺色などの足袋を履き、お茶席に入る時に白足袋に履き替えます。

 

最後に

お茶会にふさわしい着物を考えるのは、何だか難しい…。慣れないうちは、戸惑うこともあるかもしれません。茶道で大切とされる精神に、「一座建立」という言葉があります。お茶会では亭主や客が一体となって、一期一会のひとときを演出するという意味合いです。お互いの役割を果たすために、「その場の雰囲気に合うように」「失礼のないように」と考える中で、お茶会での着物のTPOも少しずつ育まれていくことでしょう。

晴れ着の丸昌 横浜店では、季節ごとのさまざまなお茶会にふさわしい訪問着や色無地を取り揃えています。なお、帯や着付け小物は着物とセットでご用意しておりますので、コーディネートもご心配ありません。また、お茶会に合う草履やバッグのレンタルも対応しております。ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

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