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季節に合わせて選びたい、着物の色柄について

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季節に合わせて選びたい、着物の色柄について

着物にはさまざまな色柄があり、季節にあったものを着ることが、ひとつの文化として大切にされてきました。ここでは、季節に合わせた着物の色柄選びについてご紹介します。

 

着物の色柄と季節とのマッチング

四季がはっきり分かれている日本では、古くからさまざまな文化で四季を意識してきました。着物もそのひとつとして季節感が大切にされます。冬は裏地のついた厚手の生地、夏は透け感のある薄物といったように生地の素材や仕立ても季節によって変わりますが、色や柄も季節によって変えます。冬は温かみのある色など、洋服も季節によってふさわしい色や柄があるように、和装の場合も季節で色や柄を変えるのがおしゃれのポイントです。

その季節にピッタリ合うものよりも、少し先取りするほうが、着物のおしゃれでは上級者。もしも迷ってしまったら少し先の季節を連想させる色柄を選ぶのがおすすめです。

 

各季節におすすめの色柄

それでは春夏秋冬の季節ごとに、マッチする着物の色柄をご紹介します。

春におすすめの色柄

◎色

春めいてきたら明るいパステルカラーやピンク色。桜の時期が過ぎるころには、藤色や緑色系を取り入れると良いでしょう。5月頃には涼しげな色で初夏の訪れを予感させましょう。

◎柄

桃、桜、牡丹、菖蒲など

◎ポイント

桜のモチーフは桜が三分咲きのころまでに着用するのが一般的。満開のころに着用すると、桜と競い合っているようで、あまり好ましくありません。

春におすすめの色柄

夏におすすめの色柄

◎色

夏の暑さをクールダウンしてくれるような寒色や気品を感じさせるモノトーン、ごく薄いペールカラー同士の組み合わせで涼しげな印象を与えます。

◎柄

紫陽花や朝顔、竹、笹、柳など。季節の先取りでとんぼや楓が描かれている着物を着るのもおしゃれです。

◎ポイント

夏にはあえて雪輪などの冬らしいモチーフを取り入れて、涼を演出することもあります。

夏におすすめの色柄

秋におすすめの色柄

◎色

お彼岸(9月23日前後)を過ぎたら、秋らしさを表現すると良いでしょう。紅葉を思わせるような深い赤色や茶色で、秋にふさわしい温かみを演出します。

◎柄

紅葉、萩、桔梗、撫子、山茶花など

◎ポイント

朱色やからし色、茶色で紅葉や銀杏の色づいた葉を、深い紫や橙(だいだい)で葡萄(ぶどう)や柿の実をという具合に秋の風物を表現します。

秋におすすめの色柄

冬におすすめの色柄

◎色

冬は草花などの自然の色が少なくなる時期なので、華やかな色合いを加えた、メリハリの利いたコーディネートが冬の景色のなかで美しく映えます。

◎柄

菊、南天、松竹梅など

◎ポイント

クリスマスや忘年会やお正月などのイベントが多い冬はぜひ着物でお出かけを。帯と小物で華やかさを演出するのも素敵です。

冬におすすめの色柄

 

季節を問わない定番柄

季節を問わず一年中着用できる便利な色柄についてもご紹介しましょう。10月から5月に着る袷(あわせ)の着物の場合は、季節を問わずに着られる柄を持っていると着回しの幅が広くなり、重宝します。

無地

何も柄が描かれていない無地であれば、着用の季節は問いません。特に淡いトーンの暖色や、黄色や黄緑は春、秋、冬と着回しやすい色です。あまり温度を感じさせない中性色も、合わせる小物の色によってイメージが変わるので、どの季節にも使いやすいでしょう。着物に柄がないので、帯で季節感を出したり、華やかさをプラスしたりといったコーディネートがおすすめです。

文様

鶴や亀、鳳凰(ほうおう)、龍などの縁起物が描かれている吉祥文様や、立涌(たてわく)・丸文(まるもん)・菱文(ひしもん)・襷文(たすき文)・七宝(しっぽう)などの有職文様、またシンプルな縞、格子、市松、青海波などの幾何文様も季節を問わず着用できる便利な柄です。

自然のモチーフ

例えば桜など、季節を表すモチーフであっても、他の季節のモチーフと一緒に描かれている場合には一年通して着用できると解釈するのが一般的です。

実際に存在しない、架空の草花のモチーフも、季節を問わず通年着用できます。

また蝶も現代の感覚では春のイメージですが、古くから縁起担ぎの柄として好まれていたことから四季を通して着用できます。

 

最後に

着物を選ぶ時は、季節感に合うものの中から年齢やお好みに応じてにあう一枚をセレクトしてみてはいかがでしょうか。季節ごとの素敵な着こなしの幅が広がります。

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