晴れ着の丸昌 横浜店

お問い
合わせ
ご来店予約

丸昌横浜店の取り組み

晴れ着の丸昌 横浜店では質の高いサービス提供のため、そして、日本ならではの伝統文化を継承していくため、
さまざまな取り組みを行っています。

POINT 1品質管理の徹底

  • 私たちが扱う衣装は、人生の節目を慶び、祝うための「晴れ着」です。複数の人が袖を通すレンタル衣装とは言え、その大切な晴れの場に、より良い心持ちで臨んでいただける品質が保たれていなければなりません。
    丸昌 横浜店の衣装の大部分を占める正絹素材の着物や帯は非常に繊細で、変色や収縮、摩耗など、経年による変化も現れやすくメンテナンスには細心の注意が必要です。
  • そこで横浜店では、ご返却いただいた衣装は必ず、社内のお手入れ専門部署である「メンテナンス部」で経験を積んだ専門スタッフが複数人体制でチェックにあたっています。そして着物から小物まで一点ずつ、必要なメンテナンス内容を見極めて手入れを施し、場合によっては適切な専門業者と連携を取り、最善の品質維持に努めています。
  • 一通りのメンテナンスを終えた衣装は、次のご利用の準備をする部署である「列席衣装部」に引き継がれます。こちらで再度スタッフが一点ずつアイロンをかけ、シワや汚れがないか最終確認をしてから専用の衣装箱に必要な一式を梱包します。
    また、「列席衣装部」では、独自に設けた基準に則り、衣装の品質確認を定期的に実施しています。そこで、晴れ着としてふさわしい品質か、価格は適正かを判断し、基準をクリアするものだけをお客様へご提供するようにしています。

POINT 2専門知識・技術の習得

  • 年中行事や儀礼など、晴れ着を纏う場面ではマナーや習わしが重んじられることが多く、立場や年齢などTPOに応じた着こなしが求められます。私たちは、そのような晴れ着を扱うものとして、単に衣装をご提供するだけでなく、お客様が安心して晴れの場に臨めるようなアドバイスやサポートができなければならないと考えています。
  • そのために横浜店では、さまざまな学びの機会を設けています。そのひとつが、着物や和装小物のメーカー、メンテナンス業者の見学です。実際の現場で、作業工程や職人の技術を見ることは、ものづくりに対する理解が深まるだけでなく、伝統や文化についての知見を広げることにも役立っています。
  • また社内での学びの機会として、全社研修や部署ごとの研修を積極的に実施しています。和装の知識や業界の動向について学ぶ講義。着付けやコーディネート、メンテナンスなどの技術を磨く講座。日本フォーマル協会のライセンス受講。お客様の不安や疑問の解消に役立つ専門知識と技術を、より多くのスタッフが習得できるよう取り組んでいます。

POINT 3快適な店舗づくり

  • 丸昌 横浜店では、お客様にご利用いただきやすい店舗づくりを目指しています。衣装をお探しのご本人様はもちろん、付き添いで来られたご家族も、ご同伴されたお子様も、すべての方が落ち着いて心地よくお過ごしいただけるよう、空間や設備のクオリティ向上、ユーザビリティ向上に努めています。
  • その一環として、2021年から2022年にかけて、1F、2F、4Fの衣装展示フロアと、3Fフォトスタジオをリニューアル。じっくりと衣装選びができる落ち着いた展示空間、安心とプライバシーに配慮した接客スペース、広々とした撮影・待合スペースを備えたスタジオが実現し、新たな装いで創業55年を迎えました。
  • また、スロープを設けたエントランス、ベビーカーのお預かりスペース、ベビーベッドを備え、車椅子での使用も可能な多目的トイレなど、設備面の充実も図り、お客様にできるだけご不便や不都合が生じぬよう工夫を重ねています。

POINT 4日本の伝統文化の継承

  • 丸昌 横浜店では、ものづくりの現場見学をはじめ、社内での研修や勉強会などを重ねることで、和装に関する知識や技術の習得、向上に努めています。しかしそれだけでは、この先「着物」や「晴れ着」という貴重な文化は途絶えてしまうかも知れません。
    私たちにできるのは、自身が得た経験や知識、技術など、和装に関する情報をより多くの人と共有することです。
  • そのために横浜店では「伝統文化保存委員会」を立ち上げ、普段の接客場面はもちろんですが、多彩なメディアを活用することで、世間により広く情報発信する活動に取り組んでいます。
    もちろん、一朝一夕に文化継承を実現できる訳ではありませんが、まずは、難しく思われがちな和装とその知識を、親しみやすいかたちで伝え、より身近なものとして感じていただくことや、興味を持つきっかけにしていただくことが、第一歩だと思っています。