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黒留袖にふさわしい草履とは?高さやサイズ、デザインの選び方。

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黒留袖にふさわしい草履とは?高さやサイズ、デザインの選び方。

黒留袖は既婚女性の慶事の第一礼装。主に結婚式で、新郎新婦の母親、祖母や叔母・伯母といった親族女性、そして仲人夫人などが着用する着物です。もっとも格式が高いため、当然、着こなしにも品位が求められますが、小物類については、どんなものを選び、どう合わせれば良いのか分からない…という声がよく聞かれます。そこでここでは、黒留袖にふさわしい草履とはどのようなものか、詳しくご紹介したいと思います。

 

まずは、草履の基本知識について

黒留袖に限らず、和装の際の足元は草履か下駄を履くのが基本です。履物として、より格式が高いのは草履の方ですが、草履の中でもフォーマル向けやカジュアル向けといった種類があります。ここからは、さらに詳しくご説明していきますが、まずは構造や素材、サイズといった基本的な知識を押さえておきましょう。

草履の構造とその名称について

草履の基本構造は、「台」と「鼻緒」です。台は、足を乗せる部分で、鼻緒は台に3点で固定された紐の部分のことを指します。台は、表面の足と接する面を「天」、裏面の地面と接する面を「底」と言います。また、天と底の間には厚みがありますが、その側面の部分を「巻き」と言います。そして、台に鼻緒が差し込まれている部分(=親指と人差し指で挟む部分)を前坪と言います。これらは、草履を説明する際によく出てくる単語なので、覚えておいてください。

草履の構造と名称

草履の素材について

草履に使われる素材としては、布製やエナメル製が一般的です。布製だと、佐賀錦などの高級な織物生地が使われる場合もあります。エナメル製のものは、艶やかな光沢のあるタイプや、つや消し加工をしたマットなタイプなどさまざまです。台と鼻緒は同じ素材が使われることが多いですが、同じ素材でも異なる色の組み合わせや、異なる素材が使われる場合もあります。

草履のサイズについて

草履にもサイズ展開はありますが、靴のように23.0cm、24.5cmといった具体的な数値ではなく、S・M・Lなどで表される場合が多いです。同じSサイズであっても、メーカーによって差があるため、事前に履いてみると安心です。なお草履の場合は、足のサイズにピッタリで履くよりも、台からかかとが少し出るくらいで履いた方が美しいとされているので、サイズ選びの際には、その点も確認してみてください。また、パンプスやサンダルなどと同様に、かかとの高さにも段階があります。一般的に、台が高いものほど格が高いとされ、カジュアルな着物には3~5cm程度、フォーマルな着物には5~6cm程度の高さがある草履を合わせます。

 

礼装時に履く草履について

着物の場合、結婚式や入学式、パーティや式典などのフォーマルな場面では、礼装と呼ばれる格の高い着物や小物を着付け、かしこまった装いをします。礼装は格の高い順に「正礼装」「準礼装」「略礼装」とありますが、黒留袖はもっとも格の高い正礼装にあたります。(第一礼装とも言います)

礼装では、履物は必ず草履を履きます。決して下駄は履きません。そして、その草履も、台と鼻緒が同色のもの、もしくは同素材のものがふさわしいとされています。また、台が高いほど格が高いとされるため、いくら歩きやすくても、台の低い草履を合わせるのはNGです。台の高さが4cm~6cm程度あるものを合わせましょう。

礼装用の草履01

色は、金か銀を基調にしたものが一般的ですが、準礼装や略礼装といったあまり格式張らない場面であれば、白色やごく淡い色でも構いません。オフホワイトやベージュなどは、どんな色の着物にも合わせやすく重宝するでしょう。素材は、布かエナメルが主流です。華美すぎない上品なエナメル製の草履は、礼装だけでなくちょっとしたよそゆきの場面まで、幅広く使えるので、一足持っておくと便利です。

なお礼装ではあるものの、振袖の場合は例外的で、若々しく華やかな印象の草履を合わせます。これは、振袖が未婚女性の着物であり、色柄も非常に華やかなものが多いことが関係しているのでしょう。ですから、振袖の雰囲気に草履がマッチしていれば、台と鼻緒の色や素材が違っていても問題ありません。

礼装用の草履02

 

黒留袖にふさわしい草履とは?

先述したように、黒留袖は礼装の中でいちばん格の高い正礼装ですので、草履も格を重視して選びます。台と鼻緒は同じ色、同じ素材のものがもっともふさわしく、金色か銀色を基調にした、重厚感や高級感のあるものを選びましょう。佐賀錦や唐織、綴織などの豪華な織物、もしくは上質なエナメル製のものが良いでしょう。

また、台の高さも重要です。格の高さという意味合いもありますが、黒留袖の裾模様を引き立てるには裾を長めに着付けた方が良いため、台に高さのある草履を履いた方がバランスよく着こなせます。それを考慮して、5.5cm程度を目安に選ぶと良いでしょう。

黒留袖にふさわしい草履

黒留袖にふさわしい草履選びのポイントは以上ですが、確実で安心なのは、礼装用としてバッグとセットになったもの。これなら、色も素材も間違いありません。また、バッグと草履でデザインの共通性があるため、チグハグな印象にならず、コーディネートが美しくまとまります。なお、黒留袖の柄や帯に使われている金色や銀色とトーンを合わせると、より一層全体のバランスが良くなるので、その点も気にしてみてください。

礼装用バッグと草履のセット02

礼装用バッグと草履のセット01

 

最後に

難しくてよく分からない…とおっしゃる方が多い黒留袖に合わせる小物類。今回、草履について詳しくご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?黒留袖以外の礼装でも「台と鼻緒が同色、同素材」「金色or銀色の布かエナメル」であればOK。不安であれば「礼装用の草履&バッグ」と覚えておいてくださいね。

晴れ着の丸昌 横浜店では、黒留袖にふさわしい草履&バッグのレンタルも行っていますので、お気軽にご相談ください。国産の高級草履・ハンドバッグを手掛ける業界トップメーカー、金鷲(キンワシ)製のものを中心に、多彩なデザインを取り揃えております。黒留袖とのコーディネートにお悩みの際は、ぜひスタッフにお声掛けください。ご提案&アドバイスをさせていただきます。

 

▼草履・バッグのレンタルについて

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▼黒留袖のレンタルについて

https://www.hareginomarusho.co.jp/costume/tomesode/

※こちらで紹介した内容は、2019年7月の情報です。

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