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お宮参りの着物の柄  その種類や意味は?

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お宮参りの着物の柄  その種類や意味は?

お宮参りの着物には、子どもの健やかな成長を意味するさまざまな柄が使われています。今回は、お宮参りの着物の柄、ひとつひとつに込められた意味についてご紹介します。 お子さまの着物選びの際の参考にしてみてください。

 

おめでたい吉祥文様がベース

お宮参りに使う祝い着の色あいや柄は、男の子と女の子では違っていますが、よく使われる柄は、中国文化圏を中心としたアジアで広く使われている縁起のよい吉祥文様です。古くから男の子は強くたくましく、女の子は優しく美しく育ってほしいという親の願いが込められています。

 

男の子の着物の柄と意味

男の子のお宮参りに着用する着物の柄は、勇壮で威厳のあるものが多くみられます。よく使われる柄にはどんな意味があるのでしょうか。それぞれみていきましょう。

お宮參り_男の子の着物の柄と意味

大切な頭を守る兜は、邪気や災難から男の子を守ってくれるという意味があります。着物に描かれた兜の豪華な飾りは、権威と高い地位の象徴であり、一家の長として、男の子の成長を願うお守りとしての役目もあります。

眼光鋭い鷹は男の子の着物の柄として描かれることの多いモチーフです。遠くまで見渡す鷹の目には、本質を見抜く、先を見通す眼力に通じ、鋭い爪は一度つかんだ運や幸運を離さないという意味があります。また、鷹狩りは権威の象徴でもあることから、男の子の出世、大成を願う想いも込められています。

縁起物として知られる龍は、想像上の生き物ですが古来中国ではすべての生き物の祖とされていました。龍を使った柄には、円形をベースにした丸龍、巻龍、角形の角龍、升龍、菱形、そのほか馬蹄形、木瓜枠にあらわされたもの、向き合った二つの龍を配した双龍文など、さまざまなものがあります。また、辰年生まれの男の子に縁起物としても選ばれることも多い柄です。

 

女の子の着物の柄と意味

女の子がお宮参りに着る着物の柄は華やかさと気品あふれる優美な友禅模様(友禅染めに使われるような色彩豊かな美しい模様)が人気です。一般的な着物の柄としても幅広く使われているものも多くあります。

お宮參り_女の子の着物の柄と意味

御所車、花車

よくある御所車は皇族や貴族の乗り物だった牛車で「玉の輿に乗れますように」との願いを込めたもの。この御所車に花を飾ったのが花車で、牡丹や菊、桜など四季折々の花々は、多くの人々の祝意を表しています。女の子の美しい成長と人々からの祝福を願う気持ちが込められています。

平安時代に流行した蹴鞠(けまり)が貴族の遊びだったこともあり、美しい毬は高貴さと気品を表します。また、丸い毬には、「何事も丸く収まりますように」「丸々と健やかに成長しますように」という願いが込められています。さらに、毬は子どもが遊ぶものであることから、子どもが寂しくないようにお守り代わりという意味あいもあります。

お宮参りの着物柄に鈴が描かれているのは、神様に呼びかけて祈りや願いを届けることを意味します。古来、鈴の音には獣や魔物などを追い払い、神や縁起のよいものを引き寄せる力があると信じられてきました。

熨斗(のし)・束ね熨斗

多くの熨斗を束ねた束ね熨斗は、人と人とのご縁や絆に恵まれることを表しています。周囲の人たちからたくさんの祝福を受け、幸せを分かち合って欲しいという願いが込められています。この柄は男女どちらにも使われてきました。

 

最後に

時代は変わってもすくすくと育てという親心に変わりはありません。着物の柄に込められたさまざまな意味も、お宮参りの着物選びの参考にしてみてはいかがでしょうか。

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