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足袋のサイズ選びと履き方のコツ

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足袋のサイズ選びと履き方のコツ

和装の場合、足元は足袋と草履を履くのが基本です。そんな、和装には必須アイテムとも言える足袋ですが、正しいサイズの選び方や履き方のコツはご存知でしょうか?ここでは、足元をより美しく見せる足袋のサイズの選び方と、和装初心者さんでも簡単にできる履き方のコツをご紹介。ちょっとした豆知識ですが、知っているときっと役に立ちますよ!

 

足袋の構造と各部の名称について

足袋のサイズの選びと履き方のコツを詳しくご紹介する前に、まずは足袋の構造がどうなっているのか、それぞれの部分はどんな名称なのかをご説明します。

足袋は、洋装で言うとソックスにあたるものですが、構造にはかなり違いがあります。ソックスがつま先から足の甲、足裏、足首までひとつの袋状に形成されているのに対し、足袋は大きく分けると、足裏部分にあたる「底」と足の甲から足首までを覆う「甲」の部分から成り立っています。また、つま先が二股に分かれていて、親指が入る側を「内甲(うちこう)」、親指以外の4本の指が入る側を「外甲(そとこう)」といいます。さらに足袋は、布地を2枚縫い合わせて表地と裏地を構成する「袷(あわせ)」という方法で仕立てられており、全体的に布地が2重になっています。

それぞれ裏地のついた底、内甲、外甲というパーツを組み合わせて形成されるため、足袋はそれぞれの境目がはっきり分かり、ソックスに比べて伸縮性がほとんどないのが特徴です。ソックスのように足首にフィットしないため、履く際はズレたり脱げたりしないよう、「こはぜ」と呼ばれる薄い金具を掛け糸に掛けて足に固定します。なお、サイズ感がぴったり合っていない足袋は、境目の部分が足に当たって履き心地に影響するため、自分の足に合ったサイズ選びが肝心になります。

足袋の各部の名称

 

足袋のサイズの選び方とチェックポイント

足袋のサイズ選びは、足袋を履く上で重要なポイントです。なぜなら、先述した履き心地の他に、見た目の美しさにも影響するからです。足袋は、足にジャストフィットした状態で履くことで美しく見えます。足よりも大きく、布地がヨレたりシワができたりする足袋は好ましくありません。ですからサイズを選ぶ際は、普段履いている靴よりも0.5cm小さいサイズを目安にしてみてください。ソックスの上から履く靴と違い、足袋は素足に履くものなので、靴のようにサイズに余裕を持たせる必要はありません。

また、実際に足のサイズを測って決める方法もあります。まず、素足の状態で足を肩幅に開いて立ち、足のまわりを鉛筆などでなぞって足型を取ります。そして足型のかかとから指先までの最長を測ります。足指は人によって長さが違うので、いちばん長い指を測ってください。足袋は、その長さから0.3~0.5cm大きいサイズを選ぶと良いでしょう。少し大きめを選ぶのは洗濯による縮みを考慮してのことです。

なお、足の長さだけでなく、甲の高さや横幅、足首の太さなど、立体的な形状によってもフィット感や履き心地は変わってきます。よりジャストフィットする足袋を求めるのであれば、お誂えという方法もありますが、細型やふっくら型など形状のバリエーションを備えた足袋もありますので、ご自身の足の特徴を配慮して選ぶようにしてください。

選んだ足袋のサイズが足に合っているかどうかは、以下のポイントもチェックしてみてくださいね。

正しいサイズのチェックポイント

  • 指先が余るor曲がっていませんか?
  • 甲や筒の部分にシワやたるみ、引きつりはありませんか?
  • 掛けたこはぜがすぐに外れることはありませんか?
  • 立つ・座る動作の時に足首は窮屈ではないですか?
  • 歩いた時に底(足の裏)に違和感はありませんか?

 

足袋の履き方、こはぜの掛け方のコツ

足袋はソックスと違い、ほとんど伸縮性がないため、慣れていないと履きづらい場合があります。ただしコツを押さえれば、和装初心者でも履きやすくなりますので、以下にご紹介する手順とポイントを参考にしてみてください。なお着物を着付けた後は、帯があるため上半身を曲げにくく足袋が履きづらいので、肌襦袢や長襦袢と同じタイミングで履いておきましょう。

Step1:足袋を準備する

履きやすいように、こはぜを外した状態で足袋を半分くらい折り返しておきます。こうしておくと、指がしっかり足袋の先まで入りやすくなります。

足袋の履き方_Step01

Step2:つま先を入れる

折り返した布地の両サイドを持ち、つま先を入れます。指先に余った部分ができないよう、指を動かしながらしっかり先まで入るよう引っ張りましょう。

足袋の履き方_Step02

Step3:かかとを合わせる

折り返してあった部分を戻しながら、かかとを入れ込みます。足と足袋のかかとの位置をしっかり合わせてください。

足袋の履き方_Step03

Step4:足首まで覆う

少しずつ足袋の筒部分を引き上げ、足首まで全体を覆います。履けたら、甲の部分のシワをきれいに整えます。

足袋の履き方_Step04

Step5:こはぜを留める

こはぜは下から順番に留めていきます。こはぜを掛け糸の上から下へくぐらせるように、奥までしっかり入れます。掛け糸は2本ありますが、基本的には外側を使い、留めにくい場合は内側を使います。

足袋の履き方_Step05

Step6:完成!

最後にシワや引きつりがないかをチェックして完成!

足袋の履き方_完成

応急処置

ステップ通りに足袋が履けた場合でも、歩いているうちに鎌の部分(親指と人差し指の間の部分)が食い込んで痛みを伴うことがあります。そんな時は、クッション代わりにばんそうこうや脱脂綿を指の間に入れると痛みが緩和されます。もしも…の場合の応急処置の方法として覚えておくと安心です。

 

最後に

普段、履く機会の少ない足袋は、いざ履こうとした時にサイズ選びに迷ったり、うまく履けなかったりするものです。ですがポイントやコツさえ知っていれば、慌てることはありません。慣れてしまえば難しくはありませんので、和装でお出かけされる前に一度、サイズのチェックと履き方の練習をしておくと安心ですね。

晴れ着の丸昌 横浜店では、お客様の足のサイズを事前に確認した上で足袋のご用意をさせていただいておりますが、甲が高め、足幅が細めなどでサイズ選びに心配のある方は事前にご相談ください。なお、足袋は肌に直接触れるものですので新品をプレゼントいたします。ご返却は不要です。(

晴れ着の丸昌 横浜店でご用意する足袋の情報については、2019年1月時点のものです。

 

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